ビジネス用途でのメールって、何かと添付ファイルをつけたがる。本文に書けばいいことまでメール添付にしたがる。zipにパスワードつけてまで暗号化したがる。
ということで、ダメなITの代名詞っぽい添付ファイルだが、以下の点で用途が残りそう。
セキュアなファイル送信
今どきのGoogleやMSのメールシステムは、送受信が暗号化されている。だからセキュア。
DropBoxやGoogleDriveは、「インターネットに公開しちゃう」リスクがあるけど、メールの受信箱はそうそう公開されない。ということでセキュアなファイル送信の仕組みとしてはまだまだ残りそう。
履歴付きのファイル送信
ちゃんとした会社ってメールのログをとってる。だから誰がいつ送ってきたかってのが辿りやすい。直筆の手紙ほどではないにせよ、履歴がとれている。複数サーバで辻褄もあわせれるから証拠能力が高い。
スマホでファイルの受け取る手段
スマホだと、PCと違って、ブラウザからファイルダウンロードしてフォルダ管理してってことがすごく面倒。だけどメールならどんなファイルでも添付で受け取れる。その後プレビューできるかどうかは、スマホ次第だけど、PDFの添付くらいは見れちゃう。さらにそのメールを転送すれば、スマホからどこかしらにファイルを送信もできる。
機械が受け取る手段としての添付
ガラケー時代のブログも添付ファイルで画像を送っていた。システムもメールの添付ファイルくらいは別にパースできちゃう。
下手すりゃローカルファイルより検索性が高い
お行儀よくないのだけれど、メールの方が時期とメールアドレスで添付ファイルが探しやすいということがある。gmailなら添付ファイルの中まで検索してくれる。まぁ便利。
リードオンリー
メール添付は編集できないのが面倒なのだが、リードオンリーという価値はある。ローカルファイルに置いたあとにリードオンリーにするのって結構面倒。