山本ゆうごブログ

山本ゆうごの仕事メモ

影響力の武器をベースにした転職活動

「影響力の武器」というまぁまぁ有名な本がありまして、それを転職活動につかうとどうなるかという話。実際に採用する側もこういうことで左右される。

理由付け

志望動機そのものだが、大した理由でなくてもいい。理由があることそのものが大事。過去の自慢話した後に「なので御社にも貢献できると思ったんです」でいい。

返報性(reciprocation)

何かお土産を持ってく。交渉の現場では、「いい情報」。競合他社の採用現場の状況がわかるといい。やりすぎると秘密の漏洩になるのでほどほどに。

希少性(scarcity)

他社での採用活動が進んでいるように見せると、早く決めなくちゃいけないと思う。

権威(authority)

いわゆるアレオレ詐欺。前職ですごい仕事をしていると思わせる。実際にやっていれば素直に「分かりやすいラベル」でアピールする。

コミットメントと一貫性(consistency and commitment)

一般的な交渉事では、小さな合意を相手から引き出して、「やっぱりヤメ」ということができなくなるようにする。採用の現場では、面接とは別に面談をお願いして、「次の約束」を細かく取りつける。何度も会ってるということ自体が「正式採用間近」に見える。逆に急にアポが取りづらくなったら、「一貫性」を保つために、最終結論もNGの見通しが高い(これは、普通の営業現場でも同じ)。

好意(liking)

そもそも、御社のことが好きですということは最低限言う。

社会的証明(social proof)

本出してたりすると分かりやすい。原稿料が安くてもいいので、共著で何か執筆しているとAmazonに著者として名前が載る。