山本ゆうごブログ

山本ゆうごの仕事メモ

影響力の武器をベースにした転職活動

「影響力の武器」というまぁまぁ有名な本がありまして、それを転職活動につかうとどうなるかという話。実際に採用する側もこういうことで左右される。

理由付け

志望動機そのものだが、大した理由でなくてもいい。理由があることそのものが大事。過去の自慢話した後に「なので御社にも貢献できると思ったんです」でいい。

返報性(reciprocation)

何かお土産を持ってく。交渉の現場では、「いい情報」。競合他社の採用現場の状況がわかるといい。やりすぎると秘密の漏洩になるのでほどほどに。

希少性(scarcity)

他社での採用活動が進んでいるように見せると、早く決めなくちゃいけないと思う。

権威(authority)

いわゆるアレオレ詐欺。前職ですごい仕事をしていると思わせる。実際にやっていれば素直に「分かりやすいラベル」でアピールする。

コミットメントと一貫性(consistency and commitment)

一般的な交渉事では、小さな合意を相手から引き出して、「やっぱりヤメ」ということができなくなるようにする。採用の現場では、面接とは別に面談をお願いして、「次の約束」を細かく取りつける。何度も会ってるということ自体が「正式採用間近」に見える。逆に急にアポが取りづらくなったら、「一貫性」を保つために、最終結論もNGの見通しが高い(これは、普通の営業現場でも同じ)。

好意(liking)

そもそも、御社のことが好きですということは最低限言う。

社会的証明(social proof)

本出してたりすると分かりやすい。原稿料が安くてもいいので、共著で何か執筆しているとAmazonに著者として名前が載る。

SQLとO/Rマッパーのポエム

SQLとO/Rマッパーのポエム

http://qiita.com/kantomi/items/f527bc717b10e86335af に関して、最初にO/Rマッパーを見た時の感想としては、同じ印象をもちました。

O/R マッパはSQL知らなくてもいい説には反対

なので新人研修の際には、ActiveRecordを触らせる前には必ず、素のSQLも手書きで一通り書かせている。phpmyadmin やsequel proを使う場合にも素のSQLを書かざるを得ない。そんなのエンジニアじゃなくて今どきのWebディレクターならやってる。

したがって、ORマッパを使ったところで、二重に勉強しないといけないというのが正解かなと。

わたしが作ってる研修メニューでは、 ・素のSQLを一通り覚える ・Railsを通すのではなく、素のRubyにActiveRecordeだけをrequireして、コードの中で接続し、 ActiveRecord::Base.logger = Logger.new(STDOUT) で、どんなSQLが流れているかを一通り眺めながら、ActiveRecordの各メソッドが発行しているSQLを見せる。 ということをしている。

そこまでして二重に学習しなくてはならないの?って質問には、はいすみません、今どきの子大変ですね。でもソースはちょっとだけ見やすいですね。

逆にSQLをとことん高度にしてアプリまで書いちゃうというアプローチ

実はそういうプロダクトがあった。OracleSQLPL/SQLと言って、普通のプログラミングもできる。ストアドプロシジャとか呼んでる奴。プロダクトとしては、KeyWeb Creator という名前だった。しかしながら、そもそもストアドプロシジャの外でPL/SQLをつかう人もいなく、制約も多かったので、陽の目を見ることはなかった。ということで、市場原理の中ではSQLでは最強ではなくなった。

O/Rマッパーをつかうってことは、RDBをNoSQL的に使ってない?

これはYES。複雑なSQL使えないし、基本的な動きは、主キーでダイレクトに取ってくるだけの動きが多い。

心配な点としは、RDBはKVSにくらべて機能が大きいために主キーダイレクトで引っ張ってくるにしても、オーバーヘッドも大きいのではないかという懸念。これはエンジンごとにすごく違う。mysqlはスレッドタイプのコネクションなので、コネクションの接続からしてめちゃくちゃ軽い。

この辺の経験値というのが、業務アプリとユーザーサービスと結構違っている。 業務アプリでは、DBエンジンはOracleバッチ処理性能が大事 ユーザーサービスは、 DBエンジンはMySQLで、ユーザーレスポンスが大事 ユーザレスポンスを大事にするときって、凝ったSQLを書かないというのが割りと大事。レコードの件数によって、プランが変わるようなのは避けたい。

例えば、画面には数十件しかでないのだから、JOINせずに、主キーダイレクトで20回くらいアクセスが発生しても一向にかまわないのだ。

ここでも、RDBをNoSQLみたいに使ってるという批判はアリそうだけれど、主キーで高速にデータを取ってくるってこと自体は、mysqlに関しては超高速。甘えていい。

NoSQLを使えばいい場面でも、マスタの管理とか、主キーそのものがintで管理されていたりとか、実装レベルで便利だったりする。

プログラミングをゼロから始める人のためのRubyプログラミング

目的

プログラミングの基礎を学ぶ

なぜRuby

Ruby意外のしんどさを書いてく。

言語 しんどさ
Java IDEなしに素のプログラミングをやらせるの辛い。IDE経由だと何しているかわかりにくい
PHP Apache経由の動きだけになりがち。一番最初はレイヤーが浅い方がいい
Perl もう情報が少ない(リファレンス/デリファレンス/UTF8フラグが無駄にしんどい)
Python 次点としてありだが、Python3が完全普及するまで待っていいのでは?
C 自分はここから入ったのでいいけど、業務では使ってないので遠回りがすぎる。core dumpは初心者には遠回りがすぎる。

ということで、ターミナル上で、標準入出力を使ったプログラミングの基礎を学ぶには、Rubyが「ちょうどいい」。

標準入出力にとことんこだわる

  • 業務でも十分使える
  • いきなりMVCフレームワークを使うと階層がわからず迷子になる
  • Webフレームワークの環境構築で悩まなくていい
  • 多言語言語でも通用する考えなので、OS/IOとプログラミング言語の階層構造が理解しやすい。

標準入出力をベースにしたプログラミングの試験はスタンダード

PaisaやAtCorderやCodeIQなどのサイトは標準入出力で答え合わせをしている。それくらい「スタンダード」

学習の順番

  • Hello World
  • 引数をもらって「こんにちは◯◯さん」と出力
  • 標準入力をもらって「こんにちは◯◯さん」と出力
  • 標準入力で入ってきた小文字アルファベットを大文字にして出力
  • 標準入力で入ってきた数字を倍にして出力
  • 標準入出力をつかって対話型じゃんけん

次に覚えるのはSQL

AcitveRecordをいきなり触らない。裏で流れているSQLを知らないで開発できるかっていうと、直接SQLつかう機会は多い。ゲームのディレクターはエンジニアでなくてもちょっとしたSQLは書ける。もはやエクセルみたいなもん。

次に覚えるのはHTML

  • フォームヘルパーは使わない。まずはformタグを全部かく。
  • GETとPOSTの違いをしる。
  • input、select 、radio、checkbox、texture、hiddenを一通り手で作ってみる
  • Webアプリケーションフレームワークとしてはシナトラでお勉強する。Railsは何してるか分からないので。

次に覚えるのはcurlコマンド

  • フォームでPOSTしている内容を、curlコマンドで再現してみる。
  • ここで、ブラウザのデベロッパーツールの使い方を覚える(copy as curl
  • curlのパラメーターを変えて、何をリクエストすると何が帰ってきているかを知る。

・・・・続く。そのうち書く。あとは、そもそものLinuxの使い方として、grepとかlessとかvimとかsshとかscpとかその辺は徐々に覚える。

Googleのレファレンスを見ると自ずと言語の主観的評価が決まる

例えばこれ

https://cloud.google.com/datastore/docs/concepts/transactions

言語別に同じ機能を実現するコードが書かれている。

これを見ると、言語の思想が現れる。

意外なのが、Go言語のきったなさ。try-catchがなく、エラーが戻り値として返ってくる。それが全てifで分岐されているので、ビジネスロジックとしての分岐と、例外の分岐が区別し難い。実装上同じでも、ソースコードは人が見るものなので、ロジックとしてどう分岐されているのかをよみとりたい。

例外の分岐がテスト対象なのかどうかってところもあって、ファイルの読み取りの例外って、言語使用上はありえても運用上ありえなかったりして、テストする意味がないというケースもある。

Googleのレファレンスでは、Rubyが登場したりしなかったりする。海外ではスクリプト言語のデフォルトがPythonになりつつある。もうそれは認めないと仕方ない。

Node.jsもいいんだけど、処理が上から流れるのではなく、コールバックで繋いでいくから、「読む順番」が分かりにくい。コールバックをインデントするもんだから、ネストがどんどん深くなって、こんなコードになる。奥に奥に処理が流れるのつらー。

      });
    });
  });
}

コールバック嵐になるのって、実装上がそうだから仕方ないのかも知れないのだけれど、それは実装上の話で、ソースコードは人間様が読むのだから、多次元で読まなくちゃ行けないのってつれーって思う。

いちいち }); が登場するのが、文字数増えてやだなーとか。瑣末だけど。

まとめとしては、Googleのレファレンスをみていると、結局JavaPythonなのかなーって風にみえる。(Googleが標準で使ってるからそっちによるのも無理ないのかなー)

チャットの使用感比較

グループチャットの問題点

チャットはイイとして、グループチャットで未だにしっくりくるのがない。あれこれ比較しているので、そのメモ。 結論としては、検索機能が充実していて、グループチャットでの通知のレベル感がしっくり来るのがない。チャットでもスレッドが欲しくて、フォローしているスレッドだけ通知が強いというのが理想だなーって思う。

ただ、通知の重さをコントロールできるという一点に置いては、以下の選択肢の中では、Slackが一番まし。持続可能。

PCとスマホで両方でアクセスできるというのが大前提。 (随時更新メモ)

Skack

Slackいいところ

  • チーム > チャンネルという階層で、細かく分類できるので、観ようと思えば見れるという情報と、重めに通知が欲しいところと区別できる
  • Bot作りやすい
  • プログラムソースアップしたらシンタックスハイライトしてくれる

Slackダメなところ

  • 検索すげー面倒
  • デスクトップアプリ落ちがち
  • ラベルが英語なので、プライベートでの友人とやりとりする空気じゃない
  • チームが増え始めると、PCアプリとスマホアプリの両方にチームを登録するの億劫(で漏れていそう)

Skype

Skypeいいところ

  • 通話もシームレスにできる
  • たくさんの人がすでにアカウント持ってる
  • 日本語ラベル

Skypeしんどいところ

  • メンション有無で通知の重さが変わらないので通知ウザ過ぎ(仕事ではじきに使われなくなる)
  • スマホアプリうっかり通話しがち

FaceBookメッセンジャー

FBメッセンジャーいいところ

  • FaceBookのお友達からアカウントが見つかる
  • PCでもFaceBookでやりとりできる(ブラウザで便利)
  • 一時的に通知をとめるインターフェースが分かりやすい

FBメッセンジャーダメなところ

  • やっぱり一度グループチャットになると、通知の重さがコントロールできなくて、他人の雑談も常に通知がくる

LINE

LINEいいところ

  • スマホ持ってりゃほぼ100%に近いインストール率

LINEダメなところ

  • PC版をインストールしてる人少ない(アカウント乗っ取り騒ぎもあって外部ログインを許可しない人も)
  • プライベート過ぎて他の人に教えづらい(連絡取りづらい)
  • 通知の重さコントロールできない

gmailチャット

gmailチャットいいところ

  • gmailアカウント持ってる人やGoogleAppsを使ってる人は多いので使える人は多い

gmailチャットダメなところ

  • グループチャットできるように見えない
  • グループチャット始めてもエスケープ一発で消えて二度と開けない(再表示の導線深すぎ)
  • Google+ハングアウトって名前になってみたり、Google+との関係性が分からない