私のメモ環境は以下の棲み分けでここ数年は機能してる。
- VSCodeでプレーンテキストのメモは書く
- A6キャンパスノートでTODOリストを書く
- A4オキナプロジェクトペーパーで会議のメモをとったり人に説明するチャートを書く(ホワイトボード代わり)
- オキナプロジェクトペーパーの記録はGoogleKeepに画像として保存して紙は捨てる
ツールは多いけど目的が別なので使い分けに迷うことはない。
VSCodeで作るメモの扱い
メモの多くはなにかの下書きであることが多い。そのさきはメールだったり企画書だったり。完成すると正式なメールや文書になるので、その下書きは不要になる。VSCodeは未保存のファイルでもタブには1行目が出てくる。タイトルを決めてないつぶやきに近い下書きであってもあとで見返すことができる。
VSCodeはPCを再起動しても未保存のファイルを復帰してくれる。紙のメモにタイトルなんてつけないのと同じで、PCのメモにもタイトルをつけるなんてありえない。
またテキストエディタなので保存したければできる。ちょっとしたSQLのメモを保存すればあとで「あれどうやって書くんだっけ?」というスニペット代わりにもなる。ファイルとして保存すればそのままgit管理すれば履歴管理をした上で削除して整理できちゃう。
A6キャンパスノートのTODOリスト
TODOリストとフルマックスのメモが交じると良くない。またPCはものを作る場なのでTODOリストが画面に入る余地などない。私のPCはタスクバーも普段は隠しており、時計も画面にはない。TODOリストは時計や温度計に近い存在なので、PCとは別のところに置いておく。邪魔にならないサイズとしてA6キャンパスノートを使ってる。A6キャンパスノートはページの端っこをちぎるという昔ながらの、100円ノートメモ術の方式を使って「まだ終わってないページ」がわかるようにしている。
最初は本家の100円ノートメモ術をそのまま使ってたけど、メモの量が多すぎて一冊がすぐに終わってしまうので、TODOリストだをA6キャンパスノートに残してる。
オキナプロジェクトペーパー + GoogleKeep
コンサルの人がよく使う5mm方眼のオキナプロジェクトペーパーを会議のメモに使う。実質ホワイトボード代わり。次の会議のときに前の会議のメモを見返すのにざくっと書いておく。ボツになった案と宿題の両方がわかるように。完全フリーフォーマット。A4横でメモをとる。メモをとったらそれをスマホで撮影してGoogleKeepに保存する。そして元の紙は捨てる。会社には机がないので書類を保存する場所などない。だから紙はどんどんすてる。GoogleKeepは紙の資料を撮影して保存しておくとOCRが聞くので「紙のスキャン先」として使ってる。GoogleKeepはOCRの性能が高いという以外ではメモツールとして評価はされてなさそう。手書きでも丁寧目に書けばGoogleKeepが検索対象にしてくれる。ただ手書きOCRのみに頼るのは不安なので会議名をプレーンテキストとして追加している。
どのツールでもそうだが、せっかくの高解像度の画像を保存しても、拡大の機能がなかったりする。そういうときには、ブラウザを右クックして「あたしいタブで画像を開く」で画像のみを開く。そうするると拡大できて見やすくなる。
ちなみにGoogleKeepは完全無料で使えてるツール。画像を添付してもそれも無料。逆に途中でやめちゃうんじゃないかという懸念もあるので、ロックインされない程度の付き合いがいいと思います。