山本ゆうごブログ

山本ゆうごの仕事メモ

遺伝子検査サービスがあまり事業として伸びなかった背景メモ

23andMe みたいなサービスができてそれなりに普及するかと思った遺伝子検査サービス。

振り返ってみるとあんまり広がりがなかった。(盛り上がっていたのは2008年くらいか)

全く遺伝子検査が無駄かというとそんなことはない。実際にガンの検査のための遺伝子検査は保険が適用される。 ガン治療の際に遺伝子検査によってその人に効果がある薬は選べている。

oncolo.jp

ただ遺伝子検査キットが送られてきて唾液を送り返すだけの遺伝子検査はもはや占いに近い。 そして医療現場から離れた遺伝子検査は結果がでても次のアクションがない。

  • 遺伝子検査でアルコール耐性が低いとでた場合には?
  • その前にアルコールへの弱さは分かってるでしょう
  • 遺伝子検査の結果がどうであれ、酒に弱ければ飲まないでいい
  • 無理やり飲ませる人と付き合わない方がいい
  • ご先祖のルーツがわかった後にやるべきことは?無いよね
  • 遺伝子検査キットの結果って病院に持っていって病院は付き合ってくれるの?
  • 普通に人間ドッグを紹介されるだけですよね。それだけ?

以下のプレスリリースをみて、「これ答え合わせのやりようがないよね」「遺伝子検査がヘルスケアだとしてこの結果を受けて次私達は何をすればいいの?」って気になった。

prtimes.jp