山本ゆうごブログ

山本ゆうごの仕事メモ

コードレビューで質問がうまく機能しない背景とその対策

コードレビューで質問がうまく機能しないという事例をよく見かける

https://twitter.com/jnchito/status/1624955218655072257

https://twitter.com/GhostBrain/status/1625054753075122176

https://twitter.com/a_suenami/status/1625037999187824641

https://twitter.com/a_suenami/status/1577810600306290688

https://twitter.com/irof/status/1577809260859121664

https://twitter.com/YujiSoftware/status/1435491767030145026

https://twitter.com/ShirayanagiRyuj/status/1625341914395602946

以下、レビューコメントで質問がうまく機能しない背景と解決策。

1)本当に詰問する関係性もある

自己反省を促したい時もある。そういう関係性はありえる。 「なんで?そんなことするの!」というお叱りは理由を知りたいわけでもなんでもない。 純粋な質問をしたくとも、日本語の「用例」として質問は詰問として使われる。

「日本語の」といったが英語でも同じ。「WHY!」は怒ってるときに使われる。

2)単に関係性ができてない

テキストベースで意図が伝わらない関係性なら直接話すしかない。詰問か質問かは表情で感じ取ってもらう。

お前らにテキストベースの仕事はまだ早い。

3)そもそも「なぜ」というフレーズを使うな

コードレビューの際に質問がでるという時点で、そのコードがわかりにくいということなので、「伝わる成果物にしてください」というのが改修要求となる。

  • 「意図が分からなかったので意図がわかる記述でお願いします。コメントかテストコードで」
  • 「私が見慣れない書き方なので参考にしたソースを教えてください」

4)レビューでディスカッションしない

レビューは検査、点検、審査という意味合いなので、そもそもディスカッションする場という共通認識がない。 さらにレビューワーはどうしても立場が上になる。 仮にテキストベースであってもチャットでやるといい。